EMBAJADA DE MEXICO EN JAPON
M E X I C O
N E W S L E T T E R
平成16年12月15日       在日メキシコ大使館      Number-007
目 次
堅調なマクロ経済:未来を構築する基礎
-マヤ文明の新たな遺跡2005年に一般公開へ
-OECD、メキシコの経済政策にポジティブな評価
-メキシコチーム、国際ロボコンで優勝と3位の好成績
堅調なマクロ経済:未来を構築する基礎
2004年12月1日、大統領府発表
我々は毎日、21世紀にふさわしいメキシコの建設に邁進している。この新たなメキシコは、専横的大統領主義から真正な大統領制へと進化しつつある。その中核をなす要素は、能率がよく安定したマクロ経済である。
いくつかの指標に注目すれば、詳細な説明を必要としないほどに結果は明白である。
対ドルレートは、1月に11.23ペソで始まり、11の終値は11.26ペソであった。
FDI(海外からの直接投資)は136億ドルとなり、9月時点で50%の上昇となった。

労働者の給与は、過去4年間(現政権の発足以降)に実質10%の伸びを示した。
貿易総額は4,000億ドルで、資本財の輸入が11%の成長をおこなっている。
非石油輸出は前年同期比15%の伸びを記録くしており、これは史上最高の実績である。
財政収支では、2005年の予算編成段階では0.2%の赤字であるが、フォックス大統領は2006年の財政赤字ゼロを公約に掲げている。
連邦政府の財政規律が堅持された結果、前政権の6年間に建設された道路(carreteras)の合計を上回る実績を2004年単独で達成する見込みである。このペースは、2005年と2006年も持続する模様である。
過去3年半の期間に、住宅ローン計150万件の貸し付けが実施された。結果として、650万人が自己資産として住宅を所有することになった。
2004年だけで、住宅部門の投資は1,290億ペソにのぼる。
2004年第3四半期には、前年同期比4.4%の経済成長が記録された。業種部門別では、建設・マキラドーラ・農業畜産などで平均を上回る高成長が見られた。
観光収支における黒字は、2004年を通じて20.5%の伸びを示している。
メキシコ証券取引所では、現政権による制度改革が功を奏して、76%の伸びを記録したばかりでなく、上位16ヶ国の新興市場(エマージング・マーケット)中で第1位、世界主要35市場中の第4位に位置する実績を誇るまでに成長した。
これらの数字は現政権の良好な経済運営を証明する要素であり、2004年を締めくくるにふさわしい朗報、そして、来たる2005年を迎えるメキシコ国民のすべてにとって、大いに励まされるgood newsである。
マヤ文明の新たな遺跡2005年に一般公開へ
メキシコ南部の密林で数世紀の眠りについていた古代遺跡の中で、新たな2件の調査が終り、2005年に一般公開される見込みとなった。これらの遺跡は、「チャカン・バカブ」と「エル・カラコール」の名称で知られており、グアテマラとベリースとの国境に接し、カリブ海に面するキンタナ・ロー州チェトゥマル市から西へ約60キロに位置する。マヤ文明遺跡の中で最も保存状態が良いチチェン・イツァー遺跡やウシュマル遺跡に劣らぬ素晴らしさを持ち、観光資源としての貢献に大きな期待が寄せられいる。
キンタナ・ロー州政府は、今後、320万ドル(約3億2600万円)を投じて両遺跡の整備保存にあたる。

ユカタン半島中部で発見されたチャカン・バカブ遺跡(マヤ語で「天然ゴムの樹」の意)は、紀元400〜700年頃に建設されたものと推定される。この遺跡は、密林高地で500年もの間失われた存在であったが、大きな神殿や広場或いは球技場など少なくとも12の大きな建造物から成り、当時の素晴らしさを今にも伝える。
  一方、エル・カラコル遺跡(カタツムリの意)は、紀元600年以降に建設されたと推定され、3ヘクタールの広場をはじめ、球技場や給水用人口池のほか、かなり良好な状態の建造物からなっている。
 メキシコ、グアテマラ、エル・サルバドル、ベリーズに広がる蚤嗅咾砲い董■苅伊進蹐傍擇峭腓蔽楼茲韮械娃娃闇隆岷匹─橘鵤隠娃娃闇ツ破瓦靴織泪篦觜颪虜任盖韻靴せ紊鰈牌覆箸気擦詢尚篝廚任△襦,海譴蘰鵑弔琉篝廚蓮▲瓮轡各酩餠和咾離泪箘篝廚瓩阿螢襦璽箸量ノ呂魍搬腓垢襪飽磴い覆ぁ
 マヤ族は、数学や天文学に優れた才能を発揮し、現代の暦(こよみ)と比較しても、その正確性ではひけをとらない劣らない。立派な帝国を築いたマヤ族は、スペイン人達が到来する前に滅亡した。その原因はいまだに謎である。
OECD、メキシコの経済政策にポジティブな評価
経済協力開発機構(OECD)は、メキシコ経済について次のように総括した。

フォックス政権の4年間における経済政策は極めて良好である。経済
復興は現実のものとなり、2005年以降の2年間においても成長が見込まれる。
政権当初、外的要因による経済停滞という状況下にあったが、危機的な状態には至らなかった。
現政権は、健全な財政政策やインフレ対策を堅持し、マクロ経済の観点から、極めて良好な経済運営を行っている.
2004年におけるメキシコの経済成長率は約4%であり、2005年と2006年の経済成長率には平均3%を予測。
OECDのメキシコ経済研究主任エコノミスト、ベネディクテ・ラレ氏によると、メキシコ経済にはポジティブな兆候がみられるが、最も重要なボトルネックは、構造改革において進展がなく、それがメキシコの成長を抑制しているとのことである。同氏は、フォックス大統領が政局運営能力を十分に保持していた政権当初に構造改革への承認を得られなかったことが一つの要因であり、今日、連邦議会がフォックス大統領とその属するメキシコ行動党(PAN)から離れ、そのため構造改革の実施が更に困難になっていると述べた。改革なくしては国内の貧困問題に対処することも難しいが、他方、立法府と行政府との間に不一致が見られるにもかかわらず、海外の投資家にとってメキシコ市場が依然として魅力を保持しているのは、重要な側面であると指摘した。
ベネディクテ氏は、米国経済成長の伸びが緩やかなため、来年、メキシコの輸出が本年の目標値を下回る8.4%の増加を予測している。また、短期的にはメキシコ経済の成長を脅かす主たる要因は、改革プログラムへのブレーキであり、原油価格の世界的な変動による財政の脆弱性と結びついた他のリスクについても言及した。
2005年の政府予算について、OECDのアナリストであるバストン氏は、予算への反対は、経済的理由より政治的なものによると説明。同氏によれば、行政府の提出した予算案は、原油価格の妥当な予測により算出された歳入歳出を前提にしており、適切なものと判断している。また、同予算案で設定された種々の目標は、原油価格の段階的減少をベースとするならば、容易に達成しうると述べた。
メキシコ・チーム、国際ロボコンで優勝と3位の好成績
2004年11月29日El Universal Online
11月4日から8日までの期間、国際ロボット・オリンピアードが韓国のデジョン市で開催された。世界各国から多数の参加があったにもかかわらず、メキシコから参加した2チームは、1位(優勝)と3位の栄誉に輝いた。韓国、アジアで最も権威ある研究機関のひとつに数えられるKAIST(Korean Advanced Institute of Sciences and Technology)がこのイベントを主催した。

Tec de Monterrey, Campus Cuernavaca(モンテレイ工科大学クエルナバカ・キャンパス)の学生が結成した2チームは、3名の教官をアドバイザーとして、ダンサー・ロボットのカテゴリーに参加した。メレンゲからソン・デ・ラ・ネグラまでの異なる数種のリズムが組み合わされたルーティンを最大5分間踊り切った「Mariachi Robot(マリアッチ・ロボット)」チームは第1位を、そして、「La Bamba(ラ・バンバ)」チームは第3位を獲得した。
メキシコ・チームは、マリアッチとハローチョの服装をさせた2台のロボットにTita(ティタ)とTito(ティト)という名前を付け、カップルのダンスに挑戦した。確かな技術の裏付けで、クリエイティブなセンスが大いに発揮された、という評価を得た。
メキシコ大使館Embassy of Mexico 2-15-1 Nagata-cho Chiyoda-ku Tokyo 100-0014
Tel.03-3581-1131 Fax.03-3581-4058 http://www.sre.gob.mx/japon/jpmain.ht
商務部 (BANCOMEXT) sinclan@bancomext.gob.mx
観光局 cptmtokio@k4.dion.ne.jp